MENU

心療内科の診断書はどうやったらもらえる?もらえないことがあるって本当?

「休職に診断書が必要と言われたけれど、心療内科でどうやったらもらえるの?」
「診断書がもらえないことがあるって本当?」

そう感じている方のために、この記事では心療内科の診断書のもらい方、費用、即日でもらえるかどうか、もらえないケース、デメリット、会社への提出方法から退職に至った場合の注意点まで詳しく解説します。

「嘘の症状を伝えたら診断書を書いてもらえるのか」といった気になるポイントにも触れているので、これから受診を検討している方はぜひ参考にしてください。

目次

心療内科の診断書とは?

心療内科の診断書とは、医師の診察結果をもとに、現在の病状や休養が必要な期間などを記載した公的な書類です。休職や環境改善のために職場へ提出する際、症状を客観的に伝える役割を果たします。

心療内科の診断書に記載される内容

診断書には、初診日・診察した病名・休養が必要な見込み期間などが記載されます。

記載項目 内容
病名 うつ病、パニック障害、不安障害、適応障害など。明確に分類できない場合は「うつ状態」「抑うつ状態」のように状態として記載されることもある
休養が必要な見込み期間 心の病気は身体の病気より治療期間が長くなりやすく、3ヶ月以上となるケースも多い。体調に応じて期間が見直されることもある
整えたい環境 部署異動や残業時間の制限など、症状に配慮した職場環境についてのアドバイスが記載されることがある

診断書に法律上の有効期限はありませんが、時間の経過とともに病状や診断名が変わることもあるため、あくまで診察時点の状態を示す書類と理解しておきましょう。

心療内科の診断書はどんなときに必要?

診断書は、休職・業務調整・環境改善のほか、以下のような福祉制度を利用する際にも必要になります。

・休職・復職の手続き
・自立支援医療制度の申請
・障害年金の申請
・精神障害者保健福祉手帳の申請

心療内科の診断書のもらい方|当日の流れ

心療内科 診断書

心療内科の診断書は、医師の診察を受け、診断書を希望する旨を伝えることでもらえます。当日の流れは以下の通りです。

診断書をもらうまでの流れ

①事前に電話やWebからクリニックを予約する
②予約日時に来院し、問診表を記入する
③医師の診察を受ける
④診療時に医師へ診断書を希望する旨を伝える
⑤必要に応じて診断書を発行してもらう
⑥次回の診察予約をする

予約なしでは受診できないクリニックもあるため、事前に予約しておくと安心です。診断書を発行する目的は「職場に提出するため」と伝えるとスムーズです。

心療内科の診断書をもらうために当日必要な持ち物

・健康保険証
・診断書発行費用分のお金
・伝えたいことをまとめたメモ
・現在服用している薬の情報が分かるもの(お薬手帳)
・各種受給者証(持っている人だけ)

心療内科の診断書を書いてもらうには?医師にどう伝えればいい?

医師に自分の悩みや気持ちを上手に伝えられるか不安な人は、伝えたいことを事前にメモにまとめておくのがおすすめです。

・心や体の症状
・いつから症状が現れているのか
・症状が現れるタイミング
・症状の原因と考えられる要因
・現在の生活環境

医師の質問に上手に答える必要はなく、困ったときや分からないときは正直に「分かりません」と言ってしまって問題ありません。自分の症状や悩みを伝えていると涙が出てきてしまいうまく伝えられないこともあるかもしれませんが、涙が出るのは今まで辛い気持ちを我慢していた証拠でもあります。無理に抑え込まず、正直に話すことを心がけましょう。

心療内科の診断書の費用はいくら?

心療内科の診断書に関する費用は、「診察料」と「診断書の発行料」の2つに分かれており、それぞれ別に必要になる点に注意が必要です。

費用の種類 目安 保険適用
診察料(初診) 2,000~5,000円程度 保険適用
診察料(再診) 1,500~2,500円程度 保険適用
診断書発行料 3,000~6,000円程度 保険適用外(全額自己負担)

診断書の発行料は保険が適用されない自費診療となるため、診察料とは別に費用がかかります。障害年金用の診断書など、内容によっては8,000~15,000円程度と高額になるケースもあるため、目的に応じて事前にクリニックへ確認しておくと安心です。

このほか、血液検査や心電図、処方薬の種類によっても合計金額は変わります。

心療内科の診断書はすぐ・即日もらえる?

「心療内科 診断書 すぐもらえる」と検索する方も多いですが、医師が診察のうえ、すぐに休むことが必要と判断した場合は、初診でも当日中に診断書を受け取れることがあります。

即日発行されやすいケース・されにくいケース

・症状が重く、緊急性が高いと医師が判断した場合→即日発行されやすい
・複数回の診察を経て症状の経過を見る必要がある場合→数日〜数週間かかることが多い
・大きな病院(総合病院など)→書類作成に時間を要し、1〜2週間程度かかる傾向

診断書の作成期間はクリニックによって異なるため、「即日発行に対応しているか」を事前に電話やWebサイトで確認しておくと、当日慌てずに済みます。

心療内科の診断書がもらえないことがある理由

医師が診察のうえ、休職の必要はないと判断した場合、診断書はもらえません。診断書には患者さんの希望や考えではなく、あくまで医師の診察結果が記載されるため、心療内科を受診したからといって必ず発行されるわけではないという点は理解しておきましょう。

心療内科の診断書に嘘の内容を書いてもらうことはできる?

内容を偽った診断書の発行は法律で禁止されており、嘘の症状を伝えて診断書を書いてもらうことは基本的にできません。万が一、虚偽の内容で診断書が作成された場合、虚偽診断書等作成罪や私文書偽造など、医師・患者双方が重い罪に問われるリスクがあります。症状を大げさに伝えても、医師の診察を通じて実態と異なると判断されれば発行を断られることもあります。

心療内科の診断書のデメリット

診断書には休職や環境改善につながるメリットがある一方、知っておきたいデメリットもあります。

・診断書発行料が自費でかかる(3,000~6,000円程度)
・病名や病状が会社に伝わることになる
・休養期間の記載により、周囲に体調不良を知られる可能性がある
・診断書の内容によっては、業務内容や配置に一定の制限がかかる場合がある

会社への病名の伝わり方は、提出先の担当者や社内規定によって異なります。不安な場合は、提出前に人事や上司へどこまで情報を共有するか相談しておくと安心です。

心療内科の診断書を会社に提出するときの対応

心療内科 診断書

心療内科で診断書を受け取ったら、できるだけ早いタイミングで会社に提出しましょう。提出先は直属の上司のほか、会社によっては人事部や総務などの管理職になる場合もあります。

・診断書提出前に、社内の休職制度(期間・給与・保険の扱い)を確認しておく
・可能であれば、提出前に上司へ一言相談しておくとスムーズ
・渡し方は手渡しが一般的だが、出社が難しい場合は電話連絡のうえ郵送も可能

多くのクリニックでは、診断書の入った封筒に封がされていない状態で渡してくれるため、会社に提出する前に記載内容を確認できます。

心療内科の診断書で休職し、そのまま退職することになったら

休職制度は法律で定められたものではなく、期間や取得回数、復職できなかった場合の扱いは会社の就業規則によって異なります。大企業では休職期間が1〜2年程度と長めに設定されているケースが多い一方、中小企業では3ヶ月程度と短いケースもあり、休職期間満了までに復職できない場合は退職(自然退職)となる規定を設けている会社も少なくありません。

退職を検討する際に確認しておきたいこと

・就業規則の休職期間・復職条件・自然退職規定
・退職後も傷病手当金を継続して受け取れる条件(一定の条件を満たせば、支給開始から通算1年6ヶ月まで継続受給できる場合がある)
・転職や再就職を目指す場合の治療の継続方針

退職を決める前に、就業規則の休職・退職に関する規定を確認し、必要であれば社会保険労務士や労働相談窓口に相談することをおすすめします。焦って結論を出さず、まずは治療と回復を優先することが大切です。

診断書がもらえる心療内科の選び方

心療内科 診断書

心療内科を選ぶ際にチェックしたいポイントは以下です。

・患者さんに寄り添った治療方針か
・親身になって話を聞いてくれるか
・予約が取りやすいか
・通いやすいか
・診断書の即日発行に対応しているか

心療内科の口コミ

いろんな不安があったので、初めて心療内科にいきました。普段気になっていることや些細なことでも、先生が親身になって聞いてくださりました。今後の生活や仕事に対しても少し心が軽くなったのでよかったです。受付の方や看護師さんも優しかったです。

引用:Google

他の病院に通っていた中で行きづらい関係になってしまい、初めて別の心療内科を受診しました。受付の方や先生の対応も優しくこの病院であればまた通おうと思えました。ありがとうございました。

引用:Google

心療内科の診断書に関するよくある質問

心療内科の診断書はいくらで発行してもらえますか?

クリニックによって異なりますが、診断書の発行料は3,000~6,000円程度が目安で、診察料とは別に自己負担となります。自立支援医療用や障害年金用など、目的によっては費用が高くなる場合もあるため、受診前に確認しておくと安心です。

心療内科の診断書はどうしてももらえないことがありますか?

はい。医師が診察のうえ「休職の必要はない」と判断した場合は発行されません。また、1回の診察だけでは判断が難しく、複数回の通院を経てから発行の可否が判断されるケースもあります。

心療内科の診断書はどのくらいの期間で発行してもらえますか?

症状が重く緊急性が高いと判断されれば即日発行されることもありますが、通常は数日、大きな病院では1〜2週間程度かかることもあります。急ぎの場合は、予約時に即日発行に対応しているか確認しておきましょう。

心療内科の診断書のもらい方|まとめ

心療内科の診断書は、医師の診察を受け、休職の必要性が認められた場合にもらえます。症状が重ければ初診でも即日発行されることがある一方、内容を偽った診断書は法律で禁止されており、必ずしも希望通りにもらえるわけではありません。

費用は診察料とは別に発行料(3,000~6,000円程度)がかかり、会社への提出方法や、万が一退職に至った場合の傷病手当金の扱いなど、事前に知っておきたいポイントも複数あります。

毎日しんどい、涙が出るなど辛い気持ちで過ごしている方は我慢せず、心療内科に相談してみてください。

目次